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Fluctuat nec mergitur母は強し「フライトプラン」
2006.02.02 Thursday
「 フライトプラン 」
飛行機と言う密室空間で子供がバッグごといなくなった。 乗務員は皆、親をまるで狂言か妄想を言っているかのように扱う。 どこを探しても見つからないし、搭乗記録もない。 地上に問い合わせたら 「その子は亡くなっている」 と言われたとまでいい、母親を精神疾患のようにセラピストまであてがう。 さて、あれほど確かなはずの、子の存在が、あやふやなものに変わってしまい、自分で自分が信じられなくなる…。
絶対「夢オチ」だけは許せないと思っていたので、そうではないとテレビで確約してくれたのを見て、行く気になった。
主演がジョディ・フォスターなのも、観に行こうという気にさせてくれた一因。 年を重ねて、より美しくなった彼女も一見の価値有りと見た。 お話は、先に書いたけど夢オチとか、もっと不条理な展開でもなく、ちゃんと現実のサスペンスというかミステリーとして成立しているので、よかった。 もちろん、どうよ?と思えなくもないけど、それより、飛行機の中で失踪したことが、一応理論的に成立していたことにまず拍手したい。 展開もけっこうハラハラさせられて、単純に面白い。 ただかなり大げさ。 あの狭い飛行機の通路を、ジョディ・フォスターが全力疾走を繰り返すのだが、スゴイ勢いなので「そこでアクション映画を強調しなくてもいいだろう?」と突っ込まずにはいられない。 なんか過剰なのだ。ジョディはエンジニアなのだし、そんなに動きを強調しなくても、前半は心理サスペンス仕立てにした方が、より楽しめた気もする。 ってか、走るだけなのに、妙に映像が力み過ぎなんだよなあ。 それに、あそこまでいきり立って乗務員に食ってかかると、ちょっと異常者チックで、おかしな人扱いされても仕方ないかなあ…。 でも母の愛というものは、あれで普通なのかしら。 母親でない私には少し過剰というか異常に見えましたがいかがなものでしょう。 ジョディ・フォスターは、実際に二児の母ということで、娘を探そうとする悲痛な姿は迫真の演技。 ただ「パニックルーム」こういう感じだったと思うけど、子を守る強い母親役というのが身近でやりやすいのかな。 次はちょっと違った役どころもやって欲しい。 アメリカでは、「フライトアテンダントの描写が冷淡すぎる」 と、彼女らから批判が出たそうだが、ジョディの味方につく人が誰もいない状況で、主人公の孤独な戦いであることは確かに強調されたけど、現実はもう少し協力的と思いたい。 乗客も、誰一人として娘の姿を覚えていないというところが、最初はみんながグルで騙しているのかと思ったら、単純に覚えていないだけだったのが悲しい。 でも現実にはそんなものかも知れないと思ったりした。 実際に見かけていないか覚えていない無関心派か、それとも、巻き込まれたくないとか、責任を負いたくないとか、長いものに巻かれよ的な気持ちとか、それぞれだとは思うけど、ある意味これって現実を象徴していると言えなくもない。 現実問題として、無関心が犯罪を呼び込むのだ。 丸の内ピカデリー1 映画の日初回 (初回でも座席指定なんだね) ★★★★★ コメント
こんにちは♪
TBありがとうございました。 母親の立場から言うと・・・子供がいなくなったら半狂乱になるでしょうね。 ただ、へなへなオロオロになっちゃって、あそこまでの行動力は出ないんじゃないかな〜って思ってしまいました。
| ミチ | 2006/02/02 10:57 PM |
TBありがとうございました。
アクションとしてはとても面白かったかもしれません。でも個人的にはサスペンス調としてカイルの視点ばかりではなく、犯人像もきちんと描いて欲しかったかな。まあ、それなりにドキドキ心臓バクバクで楽しんだので良しとしてますわ。
| charlotte | 2006/02/03 12:39 AM |
こんばんわ〜TBありがとうございました★
うーんさわわもまだ子どもがいないのであの半狂乱振りにはちょっと・・・と思っていたのですが、お子さんがいらっしゃる方の感想では共感されてる方がおおいように思います・・ やっぱり子どもは宝物だからですかね・・?
| さわわ | 2006/02/03 12:41 AM |
>ミチさん コメントありがとうございます。
私が過剰に感じたのもたぶんそこで 実際ああいう状況で、あの「行動力」が、 スゴ過ぎる〜と感じたのでした。 でも気持ちはわかります。 >charlotte さん コメントありがとうございます。 犯人像には私ももの足りなさを感じました。 それと「浅丘ルリ子」が娘をさらって行くシーンを 後から再現映像として映して欲しかったです。 そうでないと、なぜ乗客全員に気づかれなかったかが 未だに納得できません。 >さわわさん コメントありがとうございます。 やっぱり立場によって、感想は二分されそうですね。 立場を越えて共感できる作品ほど 名作と言われるのでしょうか。
| mambotaxi | 2006/02/04 3:14 PM |
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