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テレビで観劇「ダブリンの鐘つきカビ人間」
「ダブリンの鐘つきカビ人間」
WOWOW で放送していたのを録画で観賞。

中世のアイルランドのような不思議な町。 ある病気が流行している。 視力がよくなりすぎる者、指に鳥が必ず止まってしまう者など、症状は人によって異なる。 
中でもかわいそうなのは、誰も近づきたがらないほど醜い容姿の鐘つきのカビ人間と、思ったことと正反対の言葉しか口にできなくなった娘・おさえ。
 
おさえは最初、カビ人間を怖がり「近寄らないで」と言いたいところを逆の言葉を言い、その優しい言葉の数々に、カビ人間は恋に落ちる。
ある事件でカビ人間はおさえを庇ったことから、彼女にカビ人間の優しさが伝わり、愛し合うようになるが、おさえの口から出てくるのは罵倒の言葉ばかり。 それがやがて、カビ人間を窮地に追い込み、悲劇を生むことに。

「見た目」とか「言葉」とか、実はそんなものは薄っぺらで、たいしたものではなくて、本当の本心の美しさが問題なのだ。 
カビ人間の優しさや、見た目に囚われないおさえの賢さにこそ、価値がある。

とはいえ、今日テレビでやっていた「ビューティーコロシアム」のように、整形で綺麗に変身した一般人に対して、元から?綺麗な芸能人が「よかったね」と声をかけることに違和感を感じる人はあまりいないだろう。 「ブス」には価値はないと、これほどあからさまに言って憚らない世の中に、いつからなってしまったのか。

人は見た目が9割「人は見た目が9割」なんていう本も売れてるようですが、人は、他人の芯の部分なんてどうでもよくて、「ちょっと見」でしか判断しない。 忙しいのか、頭で考えるより五感でしかものを判断できないのか。 
優しい人より綺麗な人のがモテるのは、そういうことのせいかしら。 
結局、カビ人間もおさえも悲しい結末を迎えてしまったし。 

なんだか、やるせない。

カビ人間を演じたラーメンズの片桐仁さん、よかったです。 弱腰で情けなくて、でも優しくて一途で、かわいらしかった。
それと「おさえ」の中越典子さん。 すばらしかった。 このかたは、こんなステキな女優さんになってたのね。  真逆の言葉に感情を込めるって、たぶん、すごくたいへんだと思うけど、その感情の深みと歯痒さが、痛いほど伝わってきた。 

あと、土屋アンナさんが出ていて、殺陣をやったんだけど、かっこよかった。

とはいえ、満足したかと言うと、そうでもなくて。
どうしてああいう小道具にしたんでしょう。
どうも感情移入しようとすると、子供だましの人形ではぐらかされるようで、ストーリーと演技に浸りきれなかった。 笑わせたいのはわかるけど、どうしてこういう方向でしか笑いをつくれなんだろう。 センスなさ過ぎ。 いい話といい演技を台無しにしたいとしか思えない。 何をそんなに恐れているのだろう。
| Theatergoing | 23:51 | comments(0) | trackbacks(0) |
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