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東京国立近代美術館でデザインに浸る
2月4日(日)昼下がり。
翌週行こうと予定していた近代美術館のHPを何気に覗いていたら、その日が入館無料という情報が。 無料、という言葉には弱い。 突如予定変更して出発。 「無料」は本館の方だけで、そっちの目玉は「柳宗理 生活のなかのデザイン」展。 しかし本命は工芸館の方の「松田権六の世界」という漆器で人間国宝となった工芸界の巨匠の展覧会。

とりあえず、「柳」から。 柳宗理といってまず思いつくのは、真っ白なテーブルウエアとか無駄な装飾のないシンプルなカトラリーが有名。 さすがにズラリと並べてありました。 あとは一目でそれとわかる「バタフライスツール」などの家具関係や、ミシンや秤なんかもあって、柳宗理の世界がコンパクトに凝縮されて展示。 かなりの盛況ぶり。 特に若い人が熱心でした。 

で、同じく無料の範囲内で見れたのが「横山大観《生々流転》」。 これ、半分くらいの展示だったら見た事あるんですけどね、今回は40メートル一気に展示してあって、堪能しました。 これは素晴らしかった。 さすが重要文化財。 
ちなみに「生々流転」とは「万物は永遠に生死を繰り返し、絶えず移り変わってゆくこと」だそうで、人の生活場面や大自然の中で、姿かたちを変えてゆく水の生涯が描かれているのだが、細やかな筆致が、水を描くというより自然の景観や人々、そして動植物の姿を生き生きと描いていて、この世のすべてが過不足なく描かれているような気がしてくる。 山や川が悠然と存在し、動物や植物が自生し、それらを邪魔することなく人間の生活の営みがひっそりとある。 それがすべてなんじゃないかしら。
しかも墨絵なのに、色とりどり鮮やかに見えてくるのが不思議。

松田権六の世界その後、会場を工芸館に移して「松田権六の世界」。 この日のメインイベントはこちら。 いやはや実に美しく、素晴らしかった。 もうこういうの、大好き。 うっとりします。 職人としての技巧や作品の細かさだけでなく、確かに美術として自然の動植物を生き生きと作品に描写していて、目を見張る。 両方あるから感動もひとしお。 
私が特にお気に入りだったのは「動物蒔絵膳<熊>」ってやつ。 小さめのお膳なんだけど、中央に熊が土俵入りみたいな格好で二本足で構えている絵があしらってある。 この熊に見とれた。 これはシリーズもので他の動物のものもあるらしい。


私は絵画も好きだが、工芸により魅かれる。 それは芸術が生活に根ざすことが大切に思えるから。 大切なものは飾っておくだけじゃなくて、使い込んでこそ仲良くなれると思うから。 その意味から行くと、私が普段使いに選びたいのは「柳宗理」ではなくて、「松田権六」なのだ。 そんなの無理だけど。

工芸館の売店で「ウイークエンド漆職人」なる漆器キットを発見。 ネーミングが微笑ましい。 週末は職人になろう。 しかも漆職人なんてカッコいい。
| exhibition | 23:44 | comments(0) | trackbacks(0) |
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