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映画「夜よ、こんにちは」
マヤ・サンサ,マルコ・ベロッキオ,ルイジ・ロ・カーショ,ロベルト・ヘルリツカ,ピエル・ジョルジョ・ベロッキオ,パオロ・ブリグリア,ジョヴァンニ・カルカーニョ
ジェネオン エンタテインメント
¥ 3,990
1978年のイタリアに実際に起こった事件を、大胆な脚色を交えて映画化したもの。 

「赤い旅団」という過激派のことも知らなかったし、この「モロ氏誘拐事件」も,もちろん何も知らなかった。 しかし十分に楽しめた。 

街中のアパートに一室に元首相であるモロ氏を誘拐した「赤い旅団」のメンバーたち。 高い理想を持って起こした行動であったが、世間からの理解は得られず苛立つ。 
唯一の女性メンバー・キアラは図書館員として普通に仕事に出るのだが、同僚と話をするうち、自分たちの行為が間違っているのではないかという疑念を持つ。 強い信念の下で着々とモロ殺害を進めようとする仲間と、徐々に気持ちが離れて行き、なんとかモロを救えないかと思うようになるのだが…。

実話に基づきながらも、キアラが求める空想を織り交ぜる。 過激派の犯罪を責めながらも、理想を追う犯人たちの苦悩も見られる。 中でも、キアラは外部との接触もあるためか、信念と世間の無理解とのギャップに苦しみ、暴力で理想を叶えることへ疑いを募らせていく姿が、陰影の強い画面から強烈にメッセージを送ってくる。 

この暗い映像が、犯人たちの、特にキアラの心の闇を描く。 キアラ役の女優の瞳の力の強さに胸を打たれる。 たぶんこの女優なくしてこの映画は成立し得なかっただろう。 

史実に基づく話なので、結末は決まっているのだが、それとは別の、映画ならではの結末が用意されており、その映像が夢か誠か?というようにインサートされ、惑わされる。 キアラの希望は叶えられたのか?と一瞬思ってしまうが、事実はそうではないらしい。 しかし、この映像が入っていることで、モロ氏の命運の行方や、キアラの悲しみが、より一層印象深くなったことは間違いない。 

フィクションを題材にした映画が盛んだが、映画ならではのこうした味付けは難しいのか、リアルなものが多いようだ。 しかしドキュメンタリーではない限り、こうした映画ならではの解釈を入れて製作して欲しいものだ。


wowowで録画したもの ★★★★
| movie at home | 23:12 | comments(0) | trackbacks(1) |
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| - | 2007/07/02 8:29 PM |