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映画「ホテル・ルワンダ」
ドン・チードル,ソフィー・オコネドー,ニック・ノルティ,ホアキン・フェニックス,テリー・ジョージ,ケア・ピアソン
ジェネオン エンタテインメント
¥ 3,689
アフリカが舞台の映画を観るたび思うのは、アフリカの実情についての自分の不勉強さだ。 
こういうことはニュースとして日本のマスコミはちゃんと流しているのか、それとも自分がそれを右から左に受け流してしまっていたのか。 

民族の対立について、日本人が実感として理解することは難しいと思う。 だいたい60年以上ももう戦争を経験していない国なのだから、戦い自体に実感はない。 実感するのはその平和のありがたさのみだ。 

実話であるこの物語について、だから感想を述べること自体がおこがましい。 どんなに言葉を尽くしても空しい気がする。 主人公のホテル支配人の勇敢な行為を称えるしかないし、非人道的な大量虐殺について、いまさらながら非難の声を上げるしか出来ない。 主演のドン・チードルも柔軟な外側に隠した、内心の芯の強さ、固さを迫真の演技で表現していて申し分ない。  


それとは別に全然ふさわしくないことを書くが…。

それは家族についてなのだが、主人公一家は夫婦仲もよく、子供も大切にかわいがり、いい家庭だ。 妻はずっと兄夫婦の安否を気にかけ、姪二人の心配をし続ける。 最後に危機を抜け出す時、運よく姪を発見し、一緒に国外へ脱出することが出来る。 感動の場面である。

その場面では厖大な数の子供たちが行列している中で彼女らを発見するのだが、その時の登場人物の喜びとは裏腹の、ひねくれた気持ちが私の中でムクムクと。

主人公は博愛主義とも言える行動力で、ホテルに1000人以上を匿い、一時は家族とも離れ離れになる決意で他人のために尽力しようとする。 主人公は家族思いのいいお父さんではあるが、それ以上に赤の他人に対しての犠牲的精神に感動しながら私は観ていたのだ。

ところが最後に来て、広々とした野原一面に戦争孤児と思われる子供たちが数え切れないほど居る中から、姪を見つけ出し驚喜する場面で、この厖大な数の子供たちの行く末の方が私は何倍も気になった。 

もちろん仕方ないのだ。 当然なのだ。 彼らは決して裕福ではないし、全ての子供たちの面倒を見れるはずがない。 
  
家族を愛し、隣人を愛す。 博愛と家族愛は両立するだろう。 だが、たった二人がピックアップされたことによって、そばに居た子供たちの辛さが、より際立ってしまったのも事実だ。 そしてそこにはそれまで観客の心を奪っていた博愛は存在しない。 

別にそれを非難するわけではなくて、ただ、「家族のいない者は不幸だ、どんな時においても」と思っただけなのだが。 この映画を観ながら、最後の感想がここへ落ちるとは、自分でも予想だにしなかった。

たぶん想像するに、これほどの人なら、あの大量の子供たちの目の前で狂喜乱舞したのではなく、二人の姪をそっと連れ出し、遠くで喜んだと思いたい。 この大袈裟な喜びは映画の上での演出だと。 そしてそれはこの映画の唯一の失敗だと。 まぁ本当のところはわかんないけど。

wowow ★★★★
| movie at home | 22:39 | comments(0) | trackbacks(4) |
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原題:Hotel Rwanda 1994年、アフリカはルワンダで民族の対立による大量虐殺の嵐が吹き荒れるなか、逃げまどう人々をホテル"ミル・コリン"にかくまう支配人の物語。 時代は、フツ族とツチ族の内戦がようやく終結をみるが、当時のフツ族大統領が
| 茸茶の想い ∞ 〜祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり〜 | 2007/08/01 1:13 AM |
映画を紹介してきて、今回で記念すべき100作品となるのですが、その100作品目に紹介する映画は、『ホテル・ルワンダ』です。 まずは映画のストーリーから・・・ 愛する家族を守りたいという想いをきっかけに、1200人もの命を救った一人の男の実話を映画化した
| ジフルブログは映画・音楽・札幌グルメを紹介|GFL BLOG | 2007/08/30 3:54 AM |
『ホテル・ルワンダ』を観ましたルワンダ事件(100日で100万人が虐殺された)を背景に、愛する家族を守りたいという想いをきっかけに1200人もの命を救ったホテルマンの行動を描いた実録社会派ドラマです>>『ホテル・ルワンダ』関連原題:HOTELRWANDAジャンル:社
| おきらく楽天 映画生活 | 2007/09/17 10:46 PM |
 コチラの「ホテル・ルワンダ」は、1994年アフリカのルワンダで起こったツチ族とフツ族の民族対立による武力衝突”ルワンダ紛争”、フツ族がツチ族を120万人以上虐殺したこの紛争の最中、1200人以上のツチ族を危険を顧みずに自分のホテルに匿った実在のホテルマンの
| ☆彡映画鑑賞日記☆彡 | 2008/08/25 7:53 PM |