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Fluctuat nec mergitur映画「夕凪の街 桜の国 」
2007.08.06 Monday
原作漫画を読んだ時、号泣したほど、感動した。 そして、これを実写化するとしたら、これ以上のものが果たして出来るのか、という心配が浮かんでいた。
レビューでも書いたが、この作品は漫画表現としての質もかなり高いと感じていたので、映像化に当たっては漫画に引きずられずに、頑張ってほしいと願っていた。
麻生久美子の演技は、各批評でもたいてい絶賛されている。 私も三日月クンはよくがんばったと思う。 皆実の柔らかさや儚さ、優しさや哀しさがそれはもう詰め込まれていて、皆実そのものだったと思う。
しかし、漫画が皆実を内側から描いているのに対して、どうしても、映画は外側から見た皆実を描いている気がしてならない。 皆実の悔しさや怒りは、モノローグで語られはしたが実感として感じ取ることは出来ず、撮影カメラが彼女を観察しているような印象。 対して「桜の街」編だが、こちらの七波役の田中麗奈さすがに上手い。 上手いと感じさせないところが上手い。 生き生きといまどきの女の子(といっても27歳の設定) を演じている。 もちろん七波は皆実の深刻さを必要としないが、それにしてもあっけらかんとした、でも内側に悲しい思い出を胸に秘める家族思いの女性を、いますぐここにいそうなリアルさでさりげなく演じている田中麗奈はスゴイと思う。 しかし、お父さんがマチャアキでなくてもよさそうなものを…。 だって伊崎充則(これまたこんな青年になっていたことに驚き) を年取らせたようには見えないんだもの。 面影全くなしでしょ。 どっちかと言ったら田山涼成の方だと思うけど。 さて、今日は広島に原爆が落とされてから62年となる「原爆の日」。 たぶんこの漫画と映画を知らなければ、62年経っている過去のこととして、亡くなった方々の霊を慰めるために、この日があると思ったと思う。 しかし、いまなお同時代の深い問題として、私たちはこの国に原爆が落とされたことを心に留めなくてはならないのだ。 絶対「しょうがなかった」なんて、言っちゃダメなんだ。 ★★★★★ 見たのは先週の水曜 渋谷 シアターN渋谷(ここって昔のユーロスペースですよねえ…?) ・夕凪の街 桜の国@映画生活 コメント
こんにちは。初めまして!
原作はこれから読もうと思っています。が 原爆スラムで明るく倹しく生きる「夕凪」の何気ない日常を 映し出す序盤から もうボロボロ、、よく観えないほどでした(~~; 伊崎さんがマチャアキになっちゃったのには少し抵抗をかんじました(笑) TBさせて戴きました♪
| kira | 2007/08/07 11:13 AM |
kira さん コメントとTBありがとうございました。
原作、是非、読んでみてください。 迫るものは映画以上にあると、思うのです。 もちろん、映画もよかったと思っていますが。 …やっぱりマチャアキ、無理がありましたよね〜。
| mambotaxi | 2007/08/09 10:58 AM |
こんばんは♪
TBどうもありがとうございました。 原作、読まれてるんですね。 私も読んでみたくなりました。 伊崎くんがマチャアキになるのは、 私も違和感ありすぎました。 田中麗奈ちゃんと弟役の子が 「似てるからすぐわかった」ってのにも 抵抗ありました。。 あと、田中麗奈ちゃんがおばさんに似てる、ってのも・・・。 フィクションとはわかっていても、 顔立ちとかやっぱり多少考えてほしいかもです^^;;
| miyukichi | 2007/08/16 10:30 PM |
miyukichi さん こちらこそTBありがとうございました。
確かに麗奈ちゃんと三日月くんは似てないですよね。 たぶん性格的なことと理解しておきました^^; 原作をちょっと読み返しましたが また泣けてしまいました。 是非読んでみて下さい。
| mambotaxi | 2007/08/19 12:16 PM |
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