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「ルノワール + ルノワール展」
印象派を代表する画家ピエール=オーギュスト・ルノワールと、彼の息子であり、偉大な映画監督ジャン・ルノワールの二人を同時に紹介する展覧会。 普通の絵画の展覧会とは一味違ったものだ。

画家ルノワールの作品は特に女性の人物画が多い印象がある。子供の頃、「ピアノに寄る少女たち」など、よく銀行のカレンダーとかに使われていた記憶がある。  それから、ふくよかな女性が草原で裸でいたりする絵もあったけれど、燦燦とした日差しが降り注いで、決していやらしくなくて、子供の頃から平然と観れていた気がする。

その巨匠画家の三人の息子のうち、長男は俳優に、次男は映画監督になったわけだが、今回のもう一人のルノワールというのは次男のこと。 

ジャンはパパルノワールの絵に沿ったテーマで映画を度々撮っている。 例えば映画「ゲームの規則」では、ジャン自身がモデルとなった絵「狩姿のジャン」からのエッセンスが感じ取れるし、パパの闘牛士など<スペイン風絵画>と、ジャンの「黄金の馬車」などのエキゾティズムには共通するものがある。

またパパの絵「陽光のなかの裸婦」とジャンの映画「草の上の昼食」や、パパの「ぶらんこ」とジャンの「ピクニック」は似すぎている。

展覧会はそうした二人の創作の共通点を並べて見せ、興味をそそる。パパの絵のそばで、実際に映像が映し出されるのだから、これはもう、観るものを飽きさせない。 侮っていたが出色の展覧会だったと思う。

しかしそれにしても、と思う。 ジャンの映画はどれもこれも、ある印象的な一場面、つまり、父親の描いた絵のモチーフが印象的に使われている場面が映し出されるだけだが、どれもこれも面白そうで続きが観たくなる。 さすが巨匠の息子、と言わざるを得ないが、それにしても、これほどまでに父親の創作に追随しなければならなかったのか。 
ジャンにとっては偉大な父親は誇り以外の何ものでもなかったと展覧会では語られていたが、果たして深層心理はいかばかりか、と想像せずにはいられない。 父親の作品から離れて、独自の作品だけで勝負したとしても、名作を残したに違いない才能を感じたからこそ、そう思うのだ。

4月19日 渋谷Bunkamura ザ・ミュージアム
JUGEMテーマ:アート・デザイン

| exhibition | 23:27 | comments(0) | trackbacks(0) |
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