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死神の精度 (文春文庫 (い70-1))
金城武主演で映画化されたため、それにあわせて発売された文庫の売れ行きがよかったらしい。 ということで、映画は未見だが、本だけ読んでみた。

死神は人間の姿をして、狙いを定めた人間と知り合いになり、その人が死に値するかどうかを調査する。 その時のターゲットとの交流を描いた連作短編集だ。

死神の世界はかなり制度化されていて、まるで会社組織のようになっているらしい。 主人公の死神は調査部に所属しているが、ターゲットを選んだり、死を決定したり実行したり、と担当がきちんと分かれているようだ。 そのヘンな設定が妙にしっかりしていてまず笑える。

それ以外にも、死神が活動する時は必ず雨が降るとか、市町村の名称を苗字にするとか、細かい設定があるのだが、中でも「ミュージック」を愛する様がかわいらしい。
死神は暇があればCDショップの視聴コーナーで「ミュージック」を聴いている。 この「ミュージック」という表現がこだわりを感じさせ、また、ちょっと言語に不自由な感じもあって可笑しい。

思うにやはり、この主人公の千葉さんのとぼけた雰囲気が魅力なのだ。 人間界の文化や日本語に精通していないところがあるため、しばしば空気を読み違えるのだが、そこがまたいいのだ。

作品としては恋愛小説風だったり、ミステリー風だったり、ロードムービー風だったり、さすがに伊坂さん、読み手を飽きさせません。 最初に出てきた登場人物があとから出てきて、話が何年も経っていて繋がっていることが判明したりして、ちょっとした感動もある。 

金城武の日本語が苦手なので映画は観ないけど、小説は面白かった。
JUGEMテーマ:読書
| book | 22:02 | comments(0) | trackbacks(0) |
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