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映画「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」
トム・ハンクスとジュリア・ロバーツ共演ということで、訳もなく初日に観に行ってしまった。

1980年代、世は米ソ冷戦時代。 アメリカの脅威は共産主義だった。 ラスベガスで美女をはべらして、麻薬捜査の手が伸びてくるようなお気楽議員のチャーリー・ウィルソン。 反共産主義の大富豪の女性、ジョアン・へリングに頼まれ、ソ連に侵攻されているアフガニスタンを救うべく、奔走する。

シンプルに言うとたぶん、そういう話なんだけど、まあ政治的な国際関係とか、数字とかが、バンバン「知ってるでしょ」的に説明もなく、スピーディーに、当たり前に出てくる。 もともとの知識が不足しているため、そこを追おうとすると「あ、ついていけない」となってしまう。 まあ途中から細かいことを追うのはやめたし、冷戦くらいは歴史というより、リアルに(年がばれるが)知っている世代なので、なんとなくわかった。 ただ説明しなさ過ぎて、映画としてどうなのかの判断がつかない。

その何日か前に、新聞に「字幕についていけない若者たち」みたいな記事を読んだのだが、その中で、「ある映画の試写会を見た大学生から『ソ連ってなんですか』と主催者側に質問があった」とか書いてあって、たぶんこの映画だろうと納得。

わかりづらかったのは、チャーリーがアフガンを救うために増やしていった武器予算が、議会を通さない、裏金的なお金であったこと。 当初予算が500万ドルで、10億ドルに増えたんでしたっけ?とにかく膨大な金額が議会を通過しないでアフガンに渡す武器を用意するためのお金に化けたなんて、議会ってどうなってんの? そのへんの根回しを一生懸命やってたってことなんだと思うんだけど、それがわかりづらかった。

しかし観ている最中に一番わからん!と思っていたのは、アフガニスタンに武器を供給して、戦争立国みたいにしてしまって、結局ムジャーヒディーンというアルカイダの前身の過激派に武器という餌を与えて育ててしまったのはアメリカってことなのか!ということ。 私はそんなことを知らなかったので、チャーリーよ、そんなことをしてしまって、いいのか!と思いつつ観ていた。 

結局、映画の最後に、ソ連撤退となってからチャーリーがアフガニスタンに学校や道路を作ろうと武器に比べてほんのちょっとの予算を用意しようとすると、他の議員?から「そんな必要はない」とあっさり却下され、チャーリーが「私は未来のために世界を変えようとしたが、最後の最後にしくじった」という独白で終わったところで、納得。 決して戦争礼賛の映画ではなかったのだ。 

もしこの時、チャーリーに、アフガニスタンの学校や道路を建設することが出来ていたら、世界の歴史は変わっていたのかもしれないのだと思うと、背筋が寒くなる。
 
もっと言えば、チャーリーがお気楽なままだったら、ジョアンという人が暇と金に飽かせてこんなことを思わなければ、歴史は変わっていたのだ。

ソ連兵が戦闘機でアフガンを攻撃する際に、兵士同士がどうでもいい世間話みたいなのをしながら爆弾を落とし、その戦闘機を撃ち落そうと兵器を構えるアフガニスタン人もまるで玩具でゲームするみたいに、撃って命中させてバンザーイ、みたいで、どちらにしても、戦争ってこんな感じで、人を殺す感覚なんか全くなくて、それが怖くてたまらなかった。

最後まで観ないと、反戦は読み取れなくて、その部分が短くてあっさりしているので、なんだか勘違いしてしまいそうになる。   

トム・ハンクスもジュリア・ロバーツもザ・ハリウッドって感じの王道的貫禄を感じさせて、悪く言えば面白みがない。 安心してみていられる布陣であるのは確かだが。 言われていることだがフィリップ・シーモア・ホフマンの存在感はすごい。
JUGEMテーマ:映画

★★★
| movie theater | 22:19 | comments(0) | trackbacks(1) |
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 『たったひとりで世界を変えた 本当にウソみたいな話。 “Based On The True Story”』  コチラの「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」は、トム・ハンクス、ジュリア・ロバーツ、フィリップ・シーモア・ホフマン共演の5/17公開となった社会派ヒューマン・コメ
| ☆彡映画鑑賞日記☆彡 | 2008/05/26 6:14 AM |